映画を中心に活躍する演技派女優、中村。妊娠7か月で、おなかのふくらみも目立つようになった。「5か月くらいまではつわりもあったのですが、今は落ち着いていて、よく歩き回っています。もともと家事が好きだったのですが、輪をかけて、“生活すること”が楽しくなりました」と充実した日々を送っている。
妊娠が分かったのは昨年末。3月に放送された朝の連続テレビ小説「カーネーション」では、ヒロイン(夏木マリ)が主催するファッションショーに出演する、2児を持つ末期がん患者を好演。撮影が行われた2月には、おなかに新しい命を授かっていた。
「妊娠4か月で、若干つわりがあった時でした。病人の役だったので、げっそりしていた感じは出ていたでしょうか。(脚本の)渡辺あやさんが書いたせりふが生き生きしていたので、心に突き刺さる感じがしました」と振り返る。
宮城・気仙沼を舞台に3姉妹の葛藤と再生を描く新作映画「ギリギリの女たち」では、地震を機に帰郷する次女を演じた。「(劇中の)『生きる! 働く! また男つくる! 子供産む!』のせりふが一番好きなシーン。“予言”通りになったかな」と笑みを見せた。
昨年8月、撮影の合間には被災地を目の当たりにした。「広大な空き地に来たようで、言葉がなかった」と中村。そんな中でも、雑草が育っていたのが印象的だったという。
8月中旬の出産を控え、道行く女性のおなかが気になるようになった。「震災後の不安な時代ですが、それでも、たくさんの妊婦さんがいて、命があふれているのだなと感じます。(出産に向け)そわそわしますね」と、まだ見ぬ我が子との対面を楽しみにしている。
◆中村 優子(なかむら・ゆうこ)1975年1月7日、福井県福井市生まれ。37歳。東京外国語大学イタリア語学科卒。2001年、ストリッパーを演じた「火垂」(河瀬直美監督)でブエノスアイレス映画祭主演女優賞を受賞。主な出演映画に「血と骨」(04年)、ヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞した「ストロベリーショートケイクス」(06年)など。特技は能、英語、イタリア語、日本舞踊、ピアノ。身長166センチ。血液型O。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120519-00000276-sph-ent
※この記事の著作権は、ヤフー株式会社または配信元に帰属します